手づくり酵素合宿|2010年 秋
Fantasista / 2011.02.08 / Category : Project
最近の日課、お風呂上がりの酵素パック。
1日のうちで、心も身体も最も休まる時間。
冬の大敵、乾燥肌よさようなら。
2010年12月初旬、真冬とは思えぬ暖かい某日、手づくり酵素を作りに、山梨へ向かいました。
初めて市販の酵素ドリンクを飲んでみたのが、約1年前。
初めて手作りの酵素を作ってみたのが、去年の5月。
お肌の調子がいい? お通じがいい? アトピーの痒みがおさまった?
少しずつ感じる体調の変化と、手づくりのおもしろさに夢中になり
今回2度目の酵素作り合宿となりました。
秋の酵素作りの材料となるのは、野菜、果物、穀物など約40種類。
大根・じゃがいも・にんじん・白菜・ミニトマト・ブロッコリー
まだまだ、りんご・柚子・キュウイ・大豆・玄米・そばの実などなど。
有機無農薬の色鮮やかな野菜の数々は、その姿だけで強い生命力を感じます。
キャベツを刻んで、カボチャを刻んで、 洋梨を刻んで、つまみ食いして(おいしー)、
柿を刻んで、つまみ食いして(あまーい) 白砂糖、発酵補助剤と混ぜ合わせていきます。
仕込みを終えたら、ここから1週間は大切に酵素を育てる期間。
白砂糖の浸透圧によって、素材に含まれる酵素を抽出、1日1回、自分の手で全体をかき混ぜます。
徐々に白砂糖が溶け、きれいな紫色のとろみを帯びた液体となり、
最後に液体を濾して、昆布を主成分とする海の精と混ぜて完成!
自分で作った酵素ドリンクは、とても愛着が湧きます。
自分に合った、自分の為の手作りは、最高の贅沢!!
酵素を混ぜていると、子供のころに見た、
大事に大事にぬか漬けをかき混ぜている母の姿が思い出されます。
プーンと漂うぬか漬けの香りに、「混ぜるとくさい〜」と言い放っていた、 幼き自分の愚かさを恥じました。
たぶん母も同じように、愛着をもっていたはず。
そして、いつも食卓に出ていたそのお漬け物のおかげで、私の健康の一部は成り立っていたのかもしれません。
機械に頼ることもなく、包丁とまな板と樽さえあればだれでも簡単にできること、
どこか懐かしい気持ちになれること、ほっこり優しい気持ちになれることも、
手づくり酵素の魅力のひとつだと私は思っています。
あと、パックしたままうっかり寝てしまっても大丈夫なところ!
とても助かっています。はい。